~和歌山と東京、2つの動物園をくらべてみよう~
ジャイアントパンダは、白と黒のふわふわの体と、まあるい顔がとても人気のある動物です。
今、日本でパンダを見られるのは、和歌山県の「アドベンチャーワールド」と、東京都の「上野動物園」の2か所です。
Contents
【1】和歌山県 アドベンチャーワールドのパンダたち
ここには、全部で4頭のパンダがいます。みんな女の子(メス)です。
● 良浜(らうひん)
・2000年生まれ(24歳)
・お母さんパンダ。とてもやさしく、たくさんの赤ちゃんを育ててきました。
● 結浜(ゆいひん)
・2016年生まれ(8歳)
・頭のてっぺんが少しとがっていて、それがチャームポイント。
● 彩浜(さいひん)
・2018年生まれ(6歳)
・とても小さく生まれたけれど、元気に育った人気者です。
● 楓浜(ふうひん)
・2020年生まれ(4歳)
・明るくて元気な性格。お母さんの良浜といっしょにすごしています。
● 展示のようす
ふつうの日は、外の広い場所や室内でゆっくりすごすパンダを自由に見られます。
でも、2025年6月28日で4頭とも中国に帰ることが決まっているので、5月26日から6月27日まではガラス越しの展示になります。
【2】東京都 上野動物園のパンダたち
ここには、双子のきょうだいパンダが2頭います。
上野動物園では現在、2021年6月に園内で生まれた双子のシャオシャオ(兄・オス)とレイレイ(妹・メス)が暮らしています。
● シャオシャオ(暁暁)
・2021年6月生まれ(もうすぐ4歳)
・体重は約95kg。元気いっぱいで、トレーニングもがんばっています。
● レイレイ(蕾蕾)
・同じく2021年6月生まれ(もうすぐ4歳)
・すこしおっとりした性格。室内でのんびりしていることが多いです。
● 展示のようす(変更あり)
・シャオシャオ:2025年5月から、整理券なしで自由に見られるようになりました。
・レイレイ:これまでと同じで、整理券が必要な時間帯もあります。
※混雑する日は、入園したあとにパンダ観覧券を取る必要があります。
【3】どっちの動物園でも大事なこと
・パンダは中国の国の動物なので、どのパンダも「かりている」という形です。
・だから、いつかは中国に帰ることになっています。
・アドベンチャーワールドのパンダは、2025年6月28日に返還が決定済み。
・上野動物園のシャオシャオとレイレイは、2026年2月が返還の期限ですが、正確な日にちはまだ決まっていません。
【4】まとめ:今がパンダに会えるチャンス!
| アドベンチャーワールド | 4頭 | 全員メス | 5/26?6/27はガラス越し | 2025年6月28日 |
| 上野動物園 | 2頭(双子) | オス+メス | シャオシャオ=自由観覧
レイレイ=整理券制あり | 2026年2月ごろ(予定) |
【5】見に行くときのポイント
・開園時間や観覧方法は、公式サイトで事前にチェックしよう
・カメラOK(パンダさんのためにフラッシュは禁止)だから、かわいい写真も撮れるよ
・静かに観覧するのがマナー
・おみやげコーナーには、ぬいぐるみやお菓子もたくさん!
アドベンチャーワールドも上野動物園も園内はとても広いので、こまめに水分補給しながら
慌てないでゆっくりと動物観察を楽しみましょう。